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そもそもハロウィンが何か知りたい

皆さん、おはこんばんにちは
ブログ主、からふるクラフトです☆
令和4年のハロウィンは10月31日ですね
10月30日が日曜日なので、ハロウィンが今日なんじゃないかって思っていた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
かくいう私も日曜日なんだし、「いつやるの?今でしょ!」って感じでした。
では、何故今日ではなく31日なのか?
コレにはちゃんとした理由があったんです。

ハロウィンとは?
皆さんはそもそもハロウィンが何かご存知ですか?
クリスマスがキリスト教のイベントの一つだから、ハロウィンもそうなんじゃない?って思ったそこの貴方。
確かにそのとおり。では具体的にどのようなお祭りなのでしょうか。
ハロウィンの起源
ハロウィンの起源は古代ケルト人たちの風習に由来します。
ケルトにおいて10月31日は秋の収穫をお祝いする日です。
また、一年の終わりであることから現世と来世を分ける力が弱まる時でもありました。
この日に死者の魂がお墓から蘇り、あちこちをさまよって家族の元へ帰ると信じられていたのです。
その魂は幽霊やフェアリー、悪魔などの姿で家に帰ってくるため、ご馳走でもてなして機嫌を損ねないようにし、自分も悪霊の仮面や仮装をして身を隠していた、と言われています。
後にキリスト教とうまく融合し、世界中でお祝いされる行事となったのです。
日本版ハロウィン
日本にもハロウィンに似た行事があります。
ピンと来た方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そう、死者の魂をお迎えするといえば、日本ではお盆がそうですね。
では日本でも秋の収穫をお祝いする行事があることをご存知ですか?
秋祭り・・・惜しい!
そう、神嘗祭(かんなめさい)と新嘗祭(にいなめさい)ですね。ご存じの方は中々の日本通です、素晴らしい!
神嘗祭と新嘗祭を語るのはちょっと次の機会にさせてもらうとして…
日本ではカボチャをくり抜いてジャック・オ・ランタンを作ったり仮装をしたりするのも徐々に定着していますね。
動物園ではジャック・オ・ランタンを動物たちに配ってプレゼントしていました。ガリガリと美味しそうに食べていましたよ。生カボチャなのでめちゃくちゃ硬いはずなのですが。野生の力なのでしょうか、流石ですね〜。
そのジャック・オ・ランタンですが、何となく作った、訳ではないようです。

ジャック・オ・ランタンとは
ジャック・オ・ランタンとは『ジャックのランタン』という意味だそうで、その起源はアイルランドです。
いつもお酒に溺れ悪さばかりしているジャックがハロウィンの日にうっかり悪魔に出会ってしまいます。ジャックは悪魔を騙し、魂を取らないことを約束させました。しかし死後悪いことばかりしていたジャックは天国に行けないどころか悪魔との契約によって地獄に落ちることも出来ません。真っ暗闇で行き場のなくなってしまったジャックの魂は、悪魔から何とか石炭をもらい、自らくり抜いて作ったカブのランタンに灯して死後も現世を彷徨い続けたという。
死んでも死にきれないとかある意味不死身なんでしょうけど、いやはやなんとも恐ろしいですね。
ところで今ではカブよりカボチャのランタンばかり見かけますが、それはアメリカでカボチャのほうが手に入れやすいから、カブより楽に作れるからなんて言わています。

「いたずらか、お菓子か」
トリック・オア・トリート「Trick or treat」は直訳すると「いたずらか、お菓子か」ですが、本来は「Treat me, or we´ll trick you」の略です。関西弁に訳せば「もてなさんかったらしらんで。奥歯ガタガタいわしたるで」みたいな感じでしょうか。よしもと喜劇っぽくなった気もしなくはないですが…
かわいい子供たちはかわいい仮装してこの呪文をかわいく唱えて各家を周り、お菓子をせしめていくわけです。
タダでお菓子をもらえるなんてあぁ、何とも羨ましいw
最後に
ちなみにですが、私が小さい頃はここまで流行っていませんでした。
(あぁ、年がバレてしまう…)
英会話教室などに通っている子供たちは知っているけど、周りはそんなに…みたいな感じでしたね。
でも幼心にも楽しい行事でしたので、その子達が成長するに連れ流行るのも必然、といったところでしょうか。
日本人は他国文化も楽しい部分をうまく取り入れるのが得意みたいですからね。
私はお菓子をあげる側になってしまいましたが、みんな楽しく過ごしてくれたらいいなと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう☆